赤井英和

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憑神 特別限定版

しがない下級武士の別所彦四郎。幼い頃は文武に優れ、秀才の誉れ高かった彦四郎だが、ある事件をキッカケに婿養子に行った家から離縁され、兄の家に居候する身だった。そんな彼はささやかな出世を祈って神頼みするが、よりによって祈ったお稲荷様が災いを呼び寄せるお稲荷様だったからサア大変! まず真っ先に彦四郎のもとへ来たのは貧乏神だった。
まるで落語のようなユニークな物語を、情感あふれる映像で綴りあげた懐かしいタッチの作品。今ドキの早いテンポの笑いに見慣れていると、そこまでスピーディではない分、“笑い”の要素は薄いが、手堅い演出とストーリーで最後まで飽きさせないで見せてくれる。妻夫木聡の演技も素晴らしいが、思わずニヤニヤしてしまうのが“ちびまる子”役でおなじみの森迫永依演じる“おつや”。童女の姿をしているが、実は1200歳の死神という設定で、まさにオトナを喰うような、時に艶っぽくも見える演技をしていて見逃せない。他にも貧乏神役の西田敏行など、出演するキャラクター全員が本当に魅惑的。そんな彼らの演技が、ユニークな話の裏側に見え隠れする、生きる目的を見つけることの大切さや人生の素晴らしさといったキチンとしたテーマを観ている私達の心にサラリと織り込んでいくのだ。(横森 文)


クライマーズ・ハイ

(購入者の評価)
岸部一徳と佐藤浩市とのバトルが素晴らしい。若手記者が必死に書いた記事が隅に追いやられたときのバトル、そして、その後の焼肉屋でのバトル。とくに後者がいい。「ホルモンでーす」の絶妙な割り込み方。「事件は私のためにある」などと山本リンダの替え歌で酔って騒ぐ回想シーン。
しかし、終盤に、女子大生が出てきてヘンな「青年の主張」をして、それだけならまだしも投書を押しつけて、それを掲載してしまって主人公が左遷されるくだりは、作中の台詞のとおりに「青くさい」。あそこは絶対に要らなかった。ただ、墓参りをやめてという依頼のときに捨て台詞としてマスコミの遺族への姿勢を批判する、という程度でよかったのでは?そのようなマスコミ批判は、あの事件当時は斬新だったかもしれないが、今は言うほどのことでもないしね。あそこが無ければ、もっと良かった。

(追記)・・・と、思ったが、これは意図的なのかもしれない。クライマーズ・ハイというタイトルを考えれば、大事件に興奮してガンガンいってしまい醒めた後に愕然とする、というのがこの作品の基調であろう。スクープのためにハイになりすぎて末路が左遷というのならそれなりにカッコつくが、ダサくて生真面目な女子大生の「青年の主張」を載せるなどというチッポケなことに勇気を発揮してしまって左遷、という間抜けなオチ。そんな判断力の欠如をもたらすクライマーズ・ハイの恐ろしさ、ということなのかもしれない。そう考えると、石原さとみの超ウザイ生真面目キャラも、意図的な人選、演出なのかもしれない。だとしたら、もっとコミカルな、たとえばコーエン兄弟の『ビッグリボウスキ』のような、シニカルになりすぎないブラックコメディ調で撮ったらよかったが、NHKドラマじゃそこまでは無理か。そういう路線なら、佐藤浩市は、よりいっそう、この役にピッタリだと思う。勇敢でカッコイイ面もある一方で逡巡する優柔不断さや情けなさも併せ持っている。『文学賞殺人事件』で彼が演じた文学青年の中年期バージョンという感じになる。


子猫の涙 ラストファイト スペシャル・エディション

憑神

(購入者の評価)
子供の頃に見た日本昔話のように、
心になにか残れば良いのではないだろうか?
俳優の演技も登場人物のアイデアも抜群であった。

貧乏神のおかげで苦労する主人公も
最後には己のするべき事をしっかりと
見極め成し遂げた点は良い話だ。
人との触れ合いも学ぶべきところがあった。
また最後の方で少女が登場するが、キャラクター的に
かなり親近感があり、本当に身近な存在に思えた。

しかし、ラストの意味が理解できない。
そのお陰で物足りない気分ではある。
この点が残念だ。繰り返す歴史というか、
今度は現代版の憑神なんて良いかもしれない。


高校教師 DVD BOX

(購入者の評価)
いわずと知れた不滅の傑作ドラマ。第1話で赴任先の女教師から「やっぱり若い子のほうが?」との問いに「普通かなあ・・」答える羽村は「平凡」こそが理想という新任教師。そんな羽村を第3話で二宮耕介は「普通とは何だ!」と激怒する。だが、耕介が電話のモジュラーケーブルを引き抜けば、終盤では羽村もケーブルを抜く。 ”平凡”を好んだ羽村と”普通”を忌み嫌う耕介が結局は同じ位置に立つ人間であるという事実を生々しく描いていく。”モラル”や”普通”を出発点としてそれらとは正反対ともいうべき、教師と生徒の関係や近親相姦はもちろんのこと、不倫や同性愛、教育実習生が教師に恋をするシナリオも加わり、これら禁断的要素が巧みに絡み合いながら、その中で次第に浮き彫りになっていく「本当の自分」。回を重ねるごとに段階的に増強していく緊迫感と切なさは特筆すべき素晴らしさである。細かい部分まで実に丁寧に作り込まれており、あちこちに配置されたちょっとした台詞の中に謎を少しずつ明らかにする手法をごく自然な流れの中で確立できている点は驚嘆に値する。例えば「お父さんも死んじゃった」→「あのヒトには会って欲しくないの」→「お父さんじゃなくなった」などの綿密に計算された台詞の変化などがそれ。映像表現の巧みさも素晴らしく、特にメラメラと燃える「炎」を人間の感情や心の中(時には屈折した心の闇)の表現手段として扱っており、弁当の中身を捨てた焼却炉の炎、写真を燃やす炎、ろうそくの炎、二宮親子の別れの炎、新庄親子の再会のときの炎は印象的に提示されている。また、随所に登場する繭をモデルにした絵が映し出されるタイミングの秀逸さ、撮影したテープの存在で脅されて呆然となった相沢の顔のバックにザーっと何も映っていないテレビの画面を重ねるシーンも抜群。主要人物の俳優たちには台詞を最小限にとどめ、続きを表情やしぐさのみで補うという正統的な演じ方の指導が徹底されているようだが、各自がそれを完璧にこなしており、それぞれが役柄にハマっていて見事な仕上がり。特に第9話の追試が終わってから例の事を釈明する桜井幸子の演技はスバ抜けていて恐ろしいほどの説得力を持つ。 ただ、こんな稀に見る傑作にも小さいことだが残念な点が二つある。一つは第2話の繭がタバコを吸う場面で、周囲の人のけげんそうな反応は演出的にはわざとらしく大げさ過ぎる。それから第10話のBGM。別に中村あゆみに恨みはないが、やはりカラオケで歌った曲がそのままBGMに発展するのは安直。 最終話の「仰げば尊し」以外は全編を森田童子で貫いて欲しかった。この二点は個人的な意見であり、一般的な本編の価値を少しも損なうものではない。あくまで”欲を言えば”の話である。

人間・失格-たとえばぼくが死んだら- DVD-BOX

(購入者の評価)
このドラマは近年のドラマには無い、どうしようもないくらい残酷で救いの無い展開がひたすら続く。妥協が無いからこそ見ている側はとことん痛く、とことん嫌悪感を抱き、とことんいじめについて考える。

このドラマは古く、一部現代のイジメの形とは違うかもしれないが、いじめのしくみ、いじめられている者が求めるもの、自殺した後に残された者に続くそれぞれの感情が分かり易く描かれているところが素晴らしい。

個人的にはいじめている側よりも、いじめられている人に見てもらいたい。自殺したところでこのドラマのように追い込んだ側は自分の保身だけにしか興味がなく、本当の意味での改心などしないのだから。でも、絶対に裏切らない大切な存在にも気づかせてくれる。


to Heart ~恋して死にたい~ DVD-BOX

(購入者の評価)
つぃにDVD出ますネ!!!本当にこのドラマゎ最高ですよ★こうゆう恋愛してみたいッて絶対思いますょ!皆 早く買って見たいと思います(^^)v

BORDER アフター・ザ・ゴング ~刺青ボクサー大嶋宏成 ラストチャンス~

ありがとう

(購入者の評価)
 万田邦敏監督作品。
 1995年1月に発生した、阪神淡路大震災。その震災に遭い、ボランティア活動をしながら震災から立ち直って、プロゴルファーになった人の話……。
 なんか、描き切れていない、って感じがする。前半の震災部分は、悲しい場面も多く、場内でも何人かのすすり泣く声が聞こえたが、悲惨な事実をただ悲惨に再現しているだけのような。いや、まあ、これは仕方ないのか。
 しかし後半、プロゴルファーを目指す部分は、何か取って付けた感じ。焼け残ったゴルフバッグを見て、主人公の赤井英和が『奇跡や』と叫ぶけど、観ているこっちは全然“奇跡”に感じなかったし。
 プロになるために特訓する場面も、プロテスト本番の場面も、のんびりと平坦な感じなのに、省略されている……。薬師丸ひろ子だって、セリフが少な過ぎる。
 スーちゃん(田中好子)のキャラも、いまいちよくわからなかったなあ……。
 災害に遭いながらも、夢を追いかけ、実現する、前向きで、勇気付けられる映画でした。が、メリハリがなく、平坦だった。なんだか盛り上がりのない映画だった。


私を抱いてそしてキスして

OLの圭子(南野陽子)は、突如自分がエイズに感染していることを知らされた。それはかつての恋人から移されたものだったが、動揺と絶望、そして社会の偏見に恐怖する中、彼女は高野(赤井秀和)という証券マンと出会い……。
家田荘子のベストセラー・ノンフィクションを原作に、オリジナルストーリーを構築して描いた作品。『未完の対局』『敦煌』など国際的大作を連打していた佐藤純弥監督にとっては久々の小品だが、エイズに関するデータを徹底的に分析しつつも、それらをさりげなく劇中に盛り込み、その上で単なる難病映画でもキワモノ的興味でもない、ヒロインの真実の愛の軌跡をつづるラブストーリーとして見事に昇華させた佳作に仕上げている。ジャーナリスト(南果歩)の偽善もさりげなく突くなど、社会派としての奥も実は深い。南野陽子は極度の減量をして役に臨んでいるが、いわゆる熱演型の鬱陶しさとは一線を画したものになっているのも、彼女の長所をたくみに救いとった佐藤演出のたまものだろう。(的田也寸志)


酒井家のしあわせ

(購入者の評価)
家族の間で交わされる会話、友達との日常、思春期の心の動き・・・。
そのどれもが、決してわざとらしくなく、でもとてもリアルで、みていてとても心地よかったです。
ユースケは大好きな俳優さんですが、今回もやってくれました。
最後の車のシーンでは、この先、決して明るくない、病との闘いが待っている家族らしからぬ、屈託のない笑い顔。
でも人間って、こんな時でも、しょうもないことでこんなに笑えるんですよね。ジーンときました。
いい映画でした。


幻の光

(購入者の評価)
江角マキコ初主演作であるが、僕は子供たちの自然な姿ばかりに目が行ってしまった。
「誰も知らない」でも感じたことだが、是枝監督というのは、自然体の子供の行動や会話を撮るのが異様にうまい。その無垢なイノセンスの潔さ、不可思議さというのものは、大人を時にハッとさせてしまう。自分が大人になってしまったという喪失感。それをこの映画から感じた。

なお、江角マキコの子供時代役で、吉野紗香がひっそりと出演していた。これも是枝監督の特徴だが、俳優の顔をしっかりとは決して映さない。特にチョイ役については、クレジットを見ないとなかなか分からないほどだ。吉野紗香もこれが映画初出演のはずだが、こんなにシリアスな映画でデビューしていたとは驚いた。


十五才 学校4

(購入者の評価)
山田洋二というと日本映画の名匠であり、
名作シリーズは日本国民のこころの映画
として文部省までも推奨していて彼のつく
った映画は常に名作であり世間では彼が監督
とあらば全部が傑作であり、感動的
ともてはやされているせいか私のなかで最近
では評価が低かった。
十五才の不登校児が一人で旅にでて旅先で出会った
さまざまな人の温かみにふれてかわっていくという
現代ならではのいかにものテーマだったが本編を見て
もう一回巻き戻して見たくなった。
これを見てすべての大人は不登校は深刻でないと笑い飛ばし、若者はこれを観ていい自分になりましょう!


人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜[4

人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜[2

人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜[3

人間・失格〜たとえばぼくが死んだら〜[1

(購入者の評価)
人間の恐ろしさを垣間見る作品です。名門私立中に編入してきた誠はいじめに遭っていた生徒を助け、自分がいじめに遭うことになるのです。恐ろしいことにいじめに遭っていた生徒は標的が変わると率先していじめに加わるようになるのです。これにはさすがに背筋が凍りつくようでした。人は自分が優位に立ちたがる醜い生き物なのだと感じました。
また、さまざまな歪んだ愛が交錯しており、これは「高校教師」でも描かれていたテーマにつながるものだと思います。


to Heart〜恋して死にたい〜(1)

(購入者の評価)
このお話はボクシングプロを目指す青年と彼を一生懸命応援する女性の
お話です。とにかく、同感できる恋の話で途中2人は別れそうになります。しかし、やっぱ真の愛は最高でした!!!!
        
         『愛はパワーだよ!!』


to Heart〜恋して死にたい〜(5)

to Heart〜恋して死にたい〜(2)

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さくらこ ももこ―わが逝きし子らよ (小学館文庫)

(購入者の評価)
 この本の著者は、俳優として知られているが、2人の子供を生後1年以内足らずで失った体験はあまり知られていない。しかし、この本で見て解るのは、信じられない新生児医療の過信があったことだ。著者は、せっかく4番目、5番目の子供を同時に授かったのに、2人とも新生児医療の過信のせいで1年以内に両方とも亡くしたのだ。そんな大きな悲しみはどんなものだろうか?
 恐らく、俳優がここまで辛い体験を語ったことは極めて稀だろう。著者は現在、俳優として活躍を続けているが、このような悲劇があったことを忘れてはならないはずだと思う。


赤井英和のごんたくれ―疾風怒涛の青春記

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