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『ビルマの竪琴』
(購入者の評価) なんという映画こんなに綺麗な反戦映画は見たことありません 印象的だったのは海を歩くシーン綺麗な海、しかし顔をあげると大量な屍があったこのシーンの怖さ男が手で顔を覆うあのシーン戦争の恐ろしさ無益さを描けている ラストの素晴らしさ日本映画史に残る名作です
『生きる』
(購入者の評価) この映画は稀代の男性の青春映画である。 若き森田健作も中村雅俊も出て来ないが、こんな見事な青春映画を私は知らない。 主人公の渡辺勘治の悩みは、青春の悩みそのものである。 どう生きるか分からず、暗闇の中で、夜の街を徘徊したり、女性の後を追いまわしたり・・ これは青春時代必ず経験する、青春の苦悩から来る行動であり、若い人を共感させる。 この事を初老の老人がデフォルメして演じる事で、見る者(特に若い男性)に圧倒的な 感銘を残す。これが若い役者でやったら、臭くて見るに耐えない映画になっただろう。 この映画は、最後渡辺勘治がスパーマンになってしまう事。青春の苦悩にある者は、渡辺勘治の 最後の生き方は理想であり、憧れである。私が思うにこの映画を見た若者は、仕事に強烈な生き がいを見出そうとしたのではないか。日本の経済成長を影で支えたのはこの映画だといえば言い すぎだろうか。この映画を若い時に見た人は幸せである。日々の生活に疲れた時、この映画を 再び見る事により、忘れかけた青春の活力が戻ってくるから。 余談だが、私の経験では、渡辺勘治のような人が余命を宣告された時、ほとんど静かに死を受け 入れる。それだけ長く生きるというのはしんどいのだ。 最後に一言。「青春は後から思うと甘美であるが、真っ只中にいる人は地獄である。」ゲーテ
『しとやかな獣』
(購入者の評価) ネット上でもチラホラ指摘されてるけど、森田芳光の「家族ゲーム」はこれの影響下にあるようだ。特に由紀さおりと山岡久乃のキャラクターはかなり照応できる。 曇天を効果的に使っているところが、私好み。
『恋山彦』
『肉弾』
(購入者の評価) 戦争という非常事態の中での諦観とユーモア。私の知る限りでは邦画の喜劇映画のベスト。
『忍びの者』
『華岡青洲の妻』
(購入者の評価) 批評家などにもあまり採り上げられる事はないようですが、“華岡青洲の妻”は、増村保造監督作品の中でも、かなり完成度の高い逸品だと思います。 まずなんと言っても配役が完璧です。 高峰秀子は、美しいけど気丈で、むしろ男っぽい性格の女をやらせれば天下一品の女優さん。 対する若尾文子は大人しく従順そうな顔をしていながら、その内側には、燃えるような情念をたぎらせている女がなんと言ってもはまり役。 この二人が嫁・姑対決を演じるのですから面白くならないはずがない! どちらか一方の女優さんが画面手前にいるときの、後方にいるもう一方の女優さんの視線を見てください。 すごい怖さです。 この辺の演出がまさに増村監督の真骨頂。 一つ難を言えば、妻・加恵がなぜ姑をあれほどまでに憎みだしたのかの説明が、すこーし弱いような気がします。 このへんは原作を読んでいないので映画版でどういう処理がなされたのかわかりませんがー。 とは言え、独特の凄みがあるんだけど、いつもどこかチープな雰囲気が出てくる増村作品の中では、美術、演技陣も充実していて重厚な感じが強く、断然お勧めの作品に仕上がっています。 『橋のない川 第一部』 (購入者の評価) モスクワ国際映画祭ソ連映画人連盟賞を獲得している、ネオリアリズム映画です。部落という理不尽な差別がテーマです。人間は性格、行動、能力で判断されるべきなのに非常に悲しいと言いますか、差別をされる側から描かれているので、その苦しさがダイレクトに伝わってくる社会派映画です。第一部と二部に分かれていますが、見るのであれば当然のことながら両方見た方がいいです。戦時中の神として存在した天皇の病と死ということを、通して部落も天皇さえも同じ人間という比喩に使われていますが、やや天皇が美化されており、どうなのでしょう、、もう少しその比喩を強くした方が良かったような気もします。ただ時代も時代で、その天皇の比喩を強くしたら上映されなかったかもしれません。僕としては最後の政治的な事実のナレーションはないほうが、もっと感情に訴えかける事ができたのではないか?もっと主人公を絞りその主人公の心情にフォーカスした方が、見る側の心を動かすことが出来たのではないか?感情移入ができたのではないか?と個人的には思います。ネオリアリズムなので全体を描くという手法なのでしょうけれど。。。 『橋のない川 第二部』 (購入者の評価) 第一部の方が評価が高いのが一般的ですが、僕は第二部の方が人間模様が混沌としてきて好きです。下記第一部と同じレビューです。 モスクワ国際映画祭ソ連映画人連盟賞を獲得している、ネオリアリズム映画です。部落という理不尽な差別がテーマです。人間は性格、行動、能力で判断されるべきなのに非常に悲しいと言いますか、差別をされる側から描かれているので、その苦しさがダイレクトに伝わってくる社会派映画です。第一部と二部に分かれていますが、見るのであれば当然のことながら両方見た方がいいです。戦時中の神として存在した天皇の病と死ということを、通して部落も天皇さえも同じ人間という比喩に使われていますが、やや天皇が美化されており、どうなのでしょう、、もう少しその比喩を強くした方が良かったような気もします。ただ時代も時代で、その天皇の比喩を強くしたら上映されなかったかもしれません。僕としては最後の政治的な事実のナレーションはないほうが、もっと感情に訴えかける事ができたのではないか?もっと主人公を絞りその主人公の心情にフォーカスした方が、見る側の心を動かすことが出来たのではないか?感情移入ができたのではないか?と個人的には思います。ネオリアリズムなので全体を描くという手法なのでしょうけれど。。。
『大忠臣蔵 上巻』
(購入者の評価) かっこいい、おらんが惚れのが解る、丹波哲郎の演技以外にも、作品も音楽も俳優たち全て見る価値あり。
『ああ爆弾』
(購入者の評価) 「殺人狂時代」と並ぶ傑作である。はて?どんな分野なのだろう。スラップスティック・ブラック・ミュージカル・カルトムービー(笑)ヌーベルヴァーグの影響を受けているように見えるが、思想性、作家性はない。なのに何故こんなに面白いのか?岡本喜八ほど映画を愛した監督がいないのてはないか?と、ふと思ってしまうのは、私だけだろうか?
『楢山節考』
(購入者の評価) 原作者深沢七郎が書いた「楢山節考」は「アンチ・ヒューマニズム」の話です。 「年老いた親を山奥に捨てる」そんな現代では考えられない恐ろしい行為が、原作の舞台である貧しい村では当然のごとくに行われています。 むしろそれをしない事のほうが恥ずかしいのではないかと言う気配すら感じられます。 「年老いた者は厄介者だから捨てる。」それがこの村の常識であり、それをおかしいと感ずる者のほうが異常とされているのです。 そんな恐ろしい話を「ヒューマニズム」と「メロドラマ」を尤も得意とする木下恵介が映画にしました。 そこは映像の天才木下恵介監督、原作の味を出すため全編に歌舞伎の様式を取り入れています。 所々ではいる義太夫。そして場面転換で使われる引き抜きの幕。 おかげでまるで古老が語る昔話のような味わいが出た映画となりました。 けれども、どんなに原作の味わいを出そうとしても「根っこ」は木下恵介。 この映画の本質はやはり「メロドラマ」であり「ヒューマニズム」を基調としているのです。 結局は親子の情愛の話になってしまっています。 そして後年撮られた今村昌平監督の「楢山節考」を見ると、それはある意味で正しかったんではないかと思います。 今村監督の「楢山節考」は原作に忠実でリアリズムに徹した名作だと思います。(今村監督の個性にピッタリであったと思います。) しかし木下監督が「楢山節考」を撮った時代にこの映画を撮っていたら、正直観客は引いたと思います。 映画も所詮は商売。 木下版のように、親子の情愛を前面に出し、恐ろしい中にも後味は悪くないこの作品のほうが自分は好きですね。 老いた母親役の田中絹代の名演技は彼女の作品の中でも3本の指に入ると思います。
『楢山節考』
(購入者の評価) 歌舞伎の世界を映画にした。歌舞伎手法を映画に取り入れたというよりも、むしろ歌舞伎の世界を映画にしたと言えるのではないでしょうか。その舞台美術は一見の価値あり。もう今の日本ではこんなに舞台美術に金がかけられないのではないでしょうか?ただ個人的には、心情に感情移入をしたいところなどは歌舞伎音楽を無にして頂いた方が、メリハリがつくような気がいたします。前編に歌舞伎音楽が流れ、ややそれが子守唄のように、、、個人的には、、それが台詞とあたってしまい、聞き取りづらかったり、、眠くなってしまうのです。しかし、最後には良質な歌舞伎を見た後のような、「良かった。素晴らしかった。」というような満足感があるので、そんな意味でも歌舞伎と映画の素晴らしい融合です。最後の方のシーン、母を捨てに行き、帰り道でもう一組の爺捨てに出会い、、、雪が降って、、、母の元に戻り、、声をかける。そして最後の、、、時を経た「うばすて」駅、、、。個人的にはその辺りが、見所であり、人の残酷さ、美しい心、無常、、を強く印象付けられました。 『「粘土のお面」より かあちゃん』
『巨人と玩具』
(購入者の評価) 開高健の芥川賞受賞作品の映画化ー、ようやく見ることが出来ました。 増村監督はオープニング三分間で、作品のテーマをすべて映像で描ききっています。無数に増殖していく野添ひとみのグラビア写真、意味はわからないがやたら狂熱的な歌(ドコドンドコドン太鼓を鳴らせ!)それに続いて、一方向に向かってぞろぞろ行進していくサラリーマンの群衆、その表情が見事なまでに歌の明るさとミスマッチしています。 ストーリーはすべてこのテーマのバリエーションです。やりたくてやっているわけでもない仕事を血反吐を吐くまでやり続ける人々の陰惨な人間喜劇に嘔吐感すら覚えてしまいます。高度成長の揺籃期に製作された作品ながら、その終焉を見届けた我々の気持ちを既に先取りしています。 この作品は公開当時、批評家受けはしたものの、大衆的な人気は勝ち取れなかったとかー。当然でしょう。むしろ今日の観客でこそ、少し余裕を持って見られる内容だからです。もっともこの作品で描かれた世界の延長上に生きている我々でさえ、まだ突破口は見えていないのですがー。 日本のヌーベルバーグの先駆けとなった天才監督のパワー溢れる怪作を是非一度味わってみて下さい。
『五瓣の椿』
(購入者の評価) 若い娘の役だし、実際岩下も若いのだが、なぜかふてぶてしく感じられてしまう。「鬼畜」「極妻」系の片鱗が垣間見える。 全体の四分の3ぐらいまではよくできているのに、最後急に心変わりするところが、不自然な感じがする。もっうまく着地できてれば傑作になったのに。惜しい。
『にっぽん泥棒物語』
(購入者の評価) 山本薩夫監督の社会派映画ということで、これまで不当に埋もれていた名作ではないかと思う。三国連太郎の東北弁を駆使しての名演技に、脇役陣も素晴らしく、伊藤雄之介の悪人警官や、被告の鈴木瑞穂の常に明朗さを失わない態度、またシナリオも巧みに練り上げられていて、キャスティングにもミスがない。絶対観るべき映画の一つといえよう。
『眠狂四郎女地獄』
(購入者の評価) 「魔性の肌」では狂四郎さまの宗教観、 この「女地獄」では人生観をうかがえた。 グッと来たのは毒蛇に咬まれたお園さん。 女心が切なくてホロッとしちゃったわ! 今回の円月殺法。最初に刀を返す場面を、 サラッと撮影しているのが残念だった。 構えた!→ 刀を返した!→回し始めた!と、 ファンはあの「返し」にシビレているんです! この世の見納めに、思い出に、名残になど、 楽しみなキメ台詞もなく、とても淋しかった。 もったいぶった、いつもの演出の方が、 気分が何倍も盛り上がると思いました・・☆
『岡本喜八 ~MODERNS~ DVD-BOX』
(購入者の評価) もうすこし違う趣旨でまとめて欲しかったと思いました。 内容は、出演者へのインタビューです。 中心は岸部さん、本田さん、嶋田さんの座談会みたいなもの。ここでは確かに日常の岡本監督との交流の中での意見は聞けますが、なにせ、本田さん以外は「大誘拐」からの方々で監督のキャリアからすると接点が短く、興味は半減します。 逆に、短いながらも仲代さん、小林さんの話のほうがすごく興味があったのは私だけでしょうか。 もう少し現場スタッフなどの意見や、または評論家の作品探求みたいなものがあっても良かったと思います。 次に「大誘拐」のメイキング。 これはレーザーディスクに付いていたものそのままらしいです。しかし内容は(私はレーザーディスクでこの映画は保有していないので)これこそ特典にふさわしいと思いました。少なくても近年の映画に関しては、このようなメイキングをつけるだけでもこのBOXの特典として充分ですし、上記の座談会が長すぎて資料的価値があまりないので、この「大誘拐」のメイキングに救われた気がしました。 あとは、もう1つのBOXに入っている作品の予告編集。このBOXの映画の予告編集ではありません。どうせならこのBOXの予告編もまとめて入れればいいと思う。 あとBOXの形状。 BOXは意外と硬い、しっかりしたものでDVDは単品発売のものと同じケースに入っているのでBOXの一方が各DVDの背表紙が見えるように切れているタイプのBOXです。ですから蓋がない感じもあります。発売時はそこに岡本監督のDVDBOXという紙が覆ってある。 以上、どうしてもこの特典DVDが欲しい、手元におきたいというものではないので、単品でもいいかも。しかし「大誘拐」のメイキングは面白いです。個人的には他の作品のメイキングに近いものがもう1つでも入っていたなら「断然買い」でしたが。
『暁の追跡』
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『大根役者・初代文句いうの助 (1968年)』
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